やまなか小児科・内科

  • 〒273-0044 千葉県船橋市行田1-50-2 フォルテ船橋2階(ベルクの上)
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予防接種

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予防接種Vaccinations

みなさまに定期ならびに任意の予防接種を積極的に提供し、感染防止に努めます。

定期の予防接種の対象になる細菌やウイルス

すべて当院から提供します。

  • ヒブ
  • 肺炎球菌
  • B型肝炎ウイルス
  • ロタウイルス
  • 四種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)
  • 五種混合(ヒブ・ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)
  • BCG
  • 日本脳炎
  • MR(麻疹・風しん)
  • 水痘(みずぼうそう)
  • 流行性耳下腺炎ウイルス(おたふくかぜ)
  • 二種混合(ジフテリア・破傷風)
  • 子宮頸がんウイルス
生後2か月の予防接種

次の5種類の同時接種を行います。WEB予約の「乳幼児健診・乳幼児予防接種」あるいは「予防接種(インフルエンザ同時も可)」から予約してください。
ご不明な点は電話でお問い合わせください。

  • 肺炎球菌
  • B型肝炎
  • ロタウイルス(1価)
  • 四種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)
  • 五種混合(ヒブ・ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)
下記も接種できますので、ご相談ください
  • 三種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風)
  • 不活化ポリオ
  • (単独の)麻疹と風疹
  • 髄膜炎菌
  • A型肝炎ウイルス
  • インフルエンザウイルス

予防接種

乳幼児が実際にかかると重症になりやすいものから順に接種の時期が決められています。母子手帳や市役所から送付された書類をご確認のうえ、接種を予定してください。
当院からはおおよその日付を記載したスケジュールをそれぞれのお子さま毎に作成してお渡しいたしますので、参考にしてください。なお、乳幼児健診と同時に行うことも可能です。

高齢者は肺炎球菌により気管支炎・肺炎・敗血症などの重い病気を起こすことがあります。当院では高齢者を対象とする肺炎球菌の予防接種も行っていますので、ご相談ください。

1.定期接種と任意接種

ワクチンは定期接種と任意接種にわかれます。定期接種とは、市から送付される予診票を用いて公費負担のもとで接種できます。一方で、任意接種とは、多くは自己負担であるものの、その一部は公費で助成されて接種することができます。

2.生ワクチンと不活化ワクチン

ワクチンには2つの種類があります。不活化ワクチンは複数回の接種が必要です。決められた回数をしっかり受けるようにしましょう。一方で、生ワクチンは1回の接種で十分であるものの、年々効果が弱まってしまうので、多くは2回の接種が勧められます。なお、ロタウイルスを除く生ワクチンの接種後の27日間は、ほかの生ワクチンを接種できません。

3.同時接種について

同じ日に複数のワクチンを異なる場所(両腕の上下左右)を接種することをいいます。多くの種類のワクチンを短期間に接種するために必要なので、当院では積極的に同時接種を行っていますが、同時接種について不安がある方は事前にお知らせください。ワクチンの効果や副反応の頻度は、単独接種と同時接種で差はないとされています。

4.ワクチンで予防できる子どもの病気

肺炎球菌・ヒブ
(Hib:インフルエンザ菌b型)
肺炎球菌とヒブは、脳を包む膜の炎症(細菌性髄膜炎)や肺炎などを生じます。髄膜炎は後遺症を残すことがあります。細菌性髄膜炎の最も多い原因はヒブ(60%)で、次に肺炎球菌(20%)です。
ロタウイルス
胃腸炎を生じます。嘔吐や下痢に伴う脱水のため入院して治療することがあります。
B型肝炎
分娩時にB型肝炎ウイルスに感染している母親から子どもにうつることがほとんどですが、まれに家族内感染もあり、感染経路がまだ完全には明らかになっていません。肝炎のほか、慢性化すると肝硬変やがんが生じます。
四種混合(DPT-IPV)
ジフテリア(D)
のどについた菌が増えて、全身に炎症を起こします。発熱と呼吸困難だけでなく、麻痺や心筋炎が生じて亡くなることがあります。
百日せき(P)
連続した咳が長く続き、急に息を吸い込むときに笛を吹くような音を伴い、呼吸困難を生じます。乳児では呼吸が止まることがあります。
破傷風(T)
土の中にいる破傷風菌が傷口から体に侵入し、菌の毒素でけいれんが生じます。けいれんのため呼吸困難になることがあります。
ポリオ(IPV)
まれに片側の手足に麻痺を生じ、小児麻痺と呼ばれます。日本を除く他の国に流行が見られるため予防接種の制度は続いています。
BCG(結核)
結核は咳や発熱を生じ、乳幼児では髄膜炎などを生じ、後遺症を残すことがあります。
MR(麻疹・風しん)
麻疹(はしか)
発熱や咳の症状ではじまり、解熱したのちに、再び発熱するとともに発疹が顔から体に広がります。肺炎や気管支炎、脳炎を生じることがあります。
風疹(三日ばしか)
発熱とともに発疹が3日ほど続きます。首のまわりのリンパ節が腫れます。脳炎を生じることがあります。
日本脳炎
蚊がブタから人にウイルスを運び、脳炎を生じます。人から人へは感染しません。脳炎は後遺症を残すことがあります。
水痘(みずぼうそう)・
帯状疱疹
かゆみのある赤みを伴った水ぶくれが全身に生じます。水ぶくれは黒いかさぶたに変わります。肺炎や脳炎などを合併することもあります。
おたふくかぜ
(流行性耳下腺炎)
発熱とともに片方または両方の耳下腺が腫れます。髄膜炎や脳炎や、難聴(片側)を合併することがあります。
インフルエンザ
高熱と頭痛や関節炎などの症状が生じます。気管支炎や中耳炎、肺炎を合併することもあります。脳症は後遺症を残すことがあります。
子宮頸がんウイルス
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、皮膚や粘膜に存在するウイルスで100種類以上が知られています。このうち子宮頚がんの原因になるのは15種類ほどで、これらは主に性交渉によって感染します。そのためワクチンは10歳以上の女性が接種の対象です。ワクチンの種類については、ガーダシルで対象となった4種類だけでなく、アジア人に特に感染が多くみられる他の5種類を含むシルガードが子宮頸がんの原因となる型の約90%を網羅しています。